アートとリサーチ ワークショップ

Participant's Portrait: 新谷 健太

新谷 健太
Kenta SHINYA

1991年北海道北見市生まれ、現在石川県金沢市を拠点に活動。詩的な文脈から作品の糸口を見つけ、些細な日常の物語を行為へと転換することで、新たな価値観の表出や認識のズレを生み出すような制作を行っている。主にビデオを用いたインスタレーションで作品を展開している。

リサーチテーマ

ちゃんと生きるために、自分の原点に会いにいく。

ふりかえりインタビュー

聞き手:小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオ AIRディレクター)

  • 00:33

    今までの活動、アーティストランスペースについて

  • 02:58

    作品制作について

  • 03:48

    影響を受けた作品、アーティスト

  • 05:23

    作品発表について

  • 06:12

    志望動機

  • 10:25

    リサーチプランについて

  • 16:26

    2日目のプレゼンテーション

  • 19:03

    実際のリサーチ内容「甥っ子と父」

  • 21:22

    甥っ子とのリサーチ先

  • 25:47

    父との再会

  • 32:05

    リサーチ後に見えてきたもの

  • 34:02

    プロジェクトや作品への種

  • 37:00

    他の参加者との交流

ワークショップ参加への思い

これまで個人的な問題意識から行為によって認識の転換や新たな価値観の表出を行うような作品制作を継続的に行ってきました。
そこから徐々に土地や場所の特性をリサーチし、特有の文脈や人との関係性を織り込むことで、個人のレベルを超えた普遍的なテーマを題材にしたプロジェクト制作へと興味が移行しました。
今後もそのような制作を続けていこうと考えていた中で、大学を卒業して1年間、自身が運営するアーティストランを中心に活動を行ってきて、具体的に未熟な部分や、制作過程での壁を認識しました。

このリサーチプロジェクトを通じてそれらを超えていくための要素を見つけ出し、アーティストとして自立していくための基礎となるものを身につけたいと思います。
そして今後もそのアーティストランから生まれたコミュニティを中心に関東や海外と直接コミットした活動をしたいきたいと考えています。
そのために一度、生まれ育った北海道という土地でリサーチ活動を行い、自身の事も掘り下げ、地力を付けたいと考えています。
その活動を支えるアーカイブのノウハウも自分の中では非常に重要なものと位置付け、このプロジェクトに参加したいと思います。