アートとリサーチ ワークショップ

インタビュー:ロバート・ウイットマーさん (3月20日)

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ロバート・ウィットーマーさんはこのリサーチで唯一の牧師さん。若いころ、遠くへ旅することへの憧れがあった。知人の宣教師にそのことを話すと「じゃあ、宣教師になれば、その国ごとに頼れる受け入れ先もあるし、君の希望がきっと叶うよ。」とアドバイスを受け、日本に来た。
「どうやって生きていくかを端的に問われたら、一緒に迷い続けるべきかな、と思います。」
「ここ(教会)を通して希望を分かち合うことができる、それが神の愛でしょう?それは自分が神の愛によって生かされているってことでしょう?」
「神がいるかどうか、それは科学的に確認できることではない。信じるかどうか、その愛は本物だと思って生きようとするかどうかってことだと思うんですけどね。データとして見せることはできない。」
「日本の教会の場合、小さいことに可能性がある。協力が生まれるんですよ。弱さの中に夢があるというか、projectが生まれる。」
「豊かで十分だと思うと、手の差し伸べ方がわからなくなるんだ。」
ロブさんと話しているうちに泣いてしまった。カナダの先住民族と対話し心を打ち砕かれた経験を話してくれたときだった。
「関係を作るっていうことは時間がかかるっていうことでしょう?自分がまず力を捨てないと、関係は始まらないと思う。何ていうか、僕は男性であり、白人であり、牧師であり、宣教師である、異性愛者である、ということは、社会の中で力をもっているってことでしょ?それをまず捨てないと。変えられないけど、それに気づいて、なんというか、聖書の言葉で言えば砕かれなければ関係は始まらないと思う。それに気づかないと、力のある立場から“良いことをしよう”と思っちゃうでしょう?」
弱さは弱さに開かれる。
アメリカにおけるキリスト教原理主義の動きや、ドナルド・トランプとその支持者についても話が及んだ。
「その人たちは一つの答えを求めてるんじゃないかな。でもクリスチャンであれば、答えをつかめないことこそが、キリストの福音じゃないかと思う」