アートとリサーチ ワークショップ

インタビュー:竹田教峰さん (3月22日)

0321takedasan

竹田さんは檀家さんたちの声を真摯に、丁寧に聞く方だった。
「霊」の存在の有無についてはお坊さんたち個々に意見の分かれるところだが、竹田さんは信じているという。でもご自身で見たり感じたりすることはない。つまり、霊と接触した檀家さん、もしくは憑依されてしまった檀家さんたちと実際に対峙して、その方々の思いや苦しみの中に事実ではなく真実の一つの形として霊の存在を感じずにはいられないのだと思う。
実際に話を聞き、加持祈祷を行ったり、所縁のある場所へ一緒に赴くなど、真摯に寄り添う。その過程を経ることにより、霊と接触することで亡くなった方への思いや後悔を募らせる方たちの心が安らいでいくのだと思う。
竹田さんがポツリと言った一言が忘れられない。
「死んだ人はきっと寂しいんだろうなって思うんです」