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2016 3.15 tue

ワークショップ・ガイダンス

さっぽろ天神山アートスタジオでのプログラムガイダンススタート

 
 
 

館内案内

 

講師レクチャー(島袋道浩さん)

 
 

講師(藤木正則さん)

 
 
 

交流会

 
 
 
 
 

【スケジュール】

15:00- さっぽろ天神山アートスタジオに集合
スタジオスタッフによるオリエンテーション
17:00-  講師レクチャー@交流スタジオA
島袋道浩さんとゲストの藤木正則のアーティスト・トーク

19:00-  参加者交流会

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まず先にスタジオに到着していたのは、黄色い長靴をはいた新谷くんだった。次々と11人の参加者が集まってくる。スタジオの鈴木による施設の利用に関するオリエンテーションとワークショッププログラムに携わるスタッフの紹介を行った。

さっぽろ天神山アートスタジオは、セルフ・ファンディング(滞在するアーティストが滞在制作のコストを自己負担する方法)のアーティスト・イン・レジデンス(AiR)拠点で、日本国内の公立施設を使ったAiRとしては稀な運営方法を試みている。さらに、施設の一部は公園の無料休憩所として一般に開放されている場所でもある、AiRの場をアーティストだけに占有させない設計はかなり面白いと思っている。場が閉じていない、普通の人々の暮らしと混じり合っているからだ。

講師の島袋道浩さんからの自己紹介でプログラムがスタート。島袋さんが、講師で参加していただくことを切望していた北海道を拠点に活動する藤木正則さんとお二人で掛け合いながらそれぞれにアーティスト・トーク。場所性にこだわること、サイトスペシフィックな作品やプロジェクトの成立やアウトプットもアーティストが違えばそのやり方も視点も違う。またそのアウトプットに立ち会う(または巻き込まれる)側の受け取り方や視点によって意味が変わってくる。

その後、デジタルアーカイヴのレクチャー&ワークショップを担っていただくもうひとりの講師、須之内元洋さんも合流し、札幌のアーティストやアート関係者も加わって交流会へ。CAIの端さんと佐野さんがいつも贔屓にしている厚岸の牡蠣やさんから送ってもらった牡蠣を須之内さんが焼き続け、ひたすらいただく。場所を知るには食べ物から、と、島袋さんからの受け売りで(いや、言ってないか?)ともかく、準備を重ねたアートとリサーチワークショップがこうして始まった。MO